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2023.04.10

春の紫外線対策のポイントはインナーケア

春こそ紫外線対策が必要

温かい時期を迎えて外へ行く機会も増えたのではないでしょうか。
この時期に気になるのが紫外線。紫外線といえば夏をイメージしますが実は紫外線は春から徐々に増え始めます。

紫外線の種類

一般的に紫外線は「UVA」と「UVB」の2種類存在します。

「UVB」:肌の表面にダメージを与える
波長が短いために肌の奥ではなく、表皮にダメージをもたらします。肌を赤く炎症させたり、肌が黒くなったりシミやそばかすの原因になります。

「UVA」:肌の奥へダメージを与える
波長が長いために、じわじわと肌の奥まで届き肌の源である真皮層にまで到達。
ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチンヒアルロン酸をつくりだす線維芽細胞を壊すため肌のハリや弾力を失い、シワやたるみといった見た目の印象にもつながってきてしまいます。

紫外線の種類がちがう春と夏

紫外線は、夏ではUVBが多い半面、春はUVAが多いです。
肌の表面が熱くなったりしないのでうっかり紫外線対策を怠ってしまうと肌の奥がダメージを受けてしまい、老化の原因となってしまいます。
健やかで美しい肌をキープするためには紫外線量が多いと実感しない春こそ紫外線対策が必要です。

食事で肌の土台作り

おろそかになりがちな春の紫外線対策は、外からのケアはもちろん、カラダの内側からケアすることが大切。 いくら日焼け止めクリームや日傘で紫外線対策をしても土台がケアできていなにと効果が減少してしまいます。

紫外線対策の食事のキーワードは『抗酸化成分』
紫外線を浴びると「活性酸素」という体のサビやシミ、しわといった老化の原因となってしまうモノが発生してしまいます。食事から『抗酸化成分』を摂取することで紫外線によって生成された活性酸素を除去し、老化を予防します。

抗酸化作用のある栄養素

●ビタミンACE(エース)
●フィトケミカル(カロテノイド、ポリフェノール)

●ビタミンACE(エース)
ビタミンの中で特に抗酸化作用を含んでいるものをビタミンACE(エース)と呼び、紫外線対策に効果的です。

・ビタミンA
ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つビタミン。免疫力を高め、肌荒れ予防にも効果が期待できます。
⇒にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、バター、うなぎ

・ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの合成に必要なビタミンで弾力のある肌を導きます。シミの原因であるメラノサイトの生成を抑制するため美肌効果も期待。熱に弱いビタミンなので、生で食べるとより効果的に摂取できます。
⇒キウイ、レモン、ゴーヤ、グアバ、サツマイモ、ジャガイモ、イチゴ、柑橘類

・ビタミンE
毛細血管を広げ血流改善や、脂質の酸化を抑制します。
⇒ナッツ類、菜の花、パプリカ、ごま


●フィトケミカル
フィトケミカルとは野菜や果物の色素、香り、苦味、アクなどの植物性化学成分の総称のことで、強い抗酸化作用を持ち老化防止や健康維持に効果があります。

〈カロテノイド〉
・リコピン

トマトなどに含まれている赤い色素のこと。生活習慣病やがん、老化の原因になる活性酸素を消去する働きがあります。リコピンは脂溶性で加熱しても壊れにくいので、加熱調理に向いています。
⇒トマト、スイカ

・β-カロテン
主に緑黄色野菜に含まれている色素の成分で、体内でビタミンAと同じ働きをします。強い抗酸化作用で活性酸素を消去、粘膜を丈夫にして免疫力を高める効果があります。
⇒人参、ほうれん草、マンゴー


〈ポリフェノール〉
・アントシアニン

青紫色の色素の成分で、目の健康維持にも効果的です。
⇒ブルーベリーやナス、赤ワインなど

一杯のスムージーで抗酸化成分を摂取

野菜や果物はかさがありますがブレンダーなどで1杯のスムージーに凝縮することで抗酸化成分たっぷりのインナーケアレシピが出来上がります。

バイタミックスで作る抗酸化成分豊富なインナーケアレシピ

バイタミックスの強力なパワーは栄養が豊富に含まれている野菜や果物の皮や種まで粉砕してスムージーにしてくれるので栄養価が高まります。

フィトケミカルたっぷり
トマトとクランベリーのスムージー

オリーブオイルをプラスした、ヘルシースムージー。トマトとクランベリーのフィトケミカルも豊富に入ったインナーケアにぴったりなレシピです。

【材料(2人分)】
トマト 100g
オリーブオイル 大さじ1
冷凍クランベリー(VITAFOOD) 60g
冷凍マンゴー(VITAFOOD) 100g
水 150ml

【作り方】
リスト順に材料をコンテナに入れ、蓋をします。
スムージーモードをスタート、又は、電源をONにして、速度1から徐々にスピードを上げ、最高速度で約1分撹拌して出来上がりです。


抗酸化作用のある成分を食事で摂って内側から春の紫外線対策を心がけてみてはいかがでしょうか。