更年期。それは年齢によってホルモン分泌がゆるやかに低下していく、カラダの自然な変化のひとつ。とはいえ、いざ自分に起こると話は別です。
だるさ、イライラ、寝つきの悪さ、やる気が出ない…。どれも原因がはっきりしない不調に、心まで振り回されてしまいます。
私も最初は「年のせいかな」で片づけていました。でも、家族の食事を整える主婦である自分自身が、毎日ふらふらで笑えなくなってしまったら、本末転倒だと思ったんです。
そこでたどり着いたのが、「ホルモンと食事」の関係を知ることでした。

ホルモンとは、脳（視床下部など）から「分泌開始」の指令が出て、卵巣や精巣といったホルモン工場（＝内分泌器官）が受け取り、体に必要な種類をつくり出すという仕組みで働いています。
でも、特に女性は40代後半になるとその分泌が急に減少し、自律神経の乱れ、感情の揺れ、体のだるさなどを感じやすくなります。男性もじわじわとホルモンが減っていくため、「なんとなく元気が出ない」状態に陥ることがあります。

つまり、更年期は女性だけでなく男性にも起こるもの。ゆるやかか、急か、現れ方に違いはあっても「体と心の変化」であることに変わりはないのです。
そして、それを乗り越えるには、ホルモンを支える材料＝栄養が必要不可欠。毎日の食事からしっかり整えていくことが、健やかな暮らしの第一歩なのです。

今回はバイタミックスで作る、更年期ケアにおすすめな栄養を詰め込んだレシピを3つご紹介いたします。

サーモンのテリーヌ

栄養価が高く、オメガ3脂肪酸やビタミンB群・D・カルシウムまで含むサーモンをまるごと使ったテリーヌは、更年期の体を整える栄養がたっぷり。
骨ごと撹拌できるバイタミックスなら、魚のアラでもなめらかに仕上がり、手間なく高栄養な一皿が叶います。

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バナナピーナッツミルクスムージー

ホルモンの材料となる脂質と、分泌や調整を支えるビタミンB群・マグネシウムが一度に摂れる、まさにホルモン想いな1杯。豆乳やピーナッツの植物性たんぱく質も加わり、毎日でも飲みたい栄養バランスに仕上がっています。冷凍バナナの自然な甘さで満足感たっぷり。
バイタミックスなら材料を入れて1分で完成するので、忙しい朝やおやつタイムにもぴったりです。

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椎茸と舞茸のポタージュ

ホルモンバランスに影響を与える自律神経を整えるマグネシウムやビタミンDが豊富なきのこ類と、良質な脂を含むカシューナッツを組み合わせた濃厚スープ。
5〜6分撹拌するだけで、まるで煮込んだような湯気の立つポタージュに仕上がるのは、ハイパワーのバイタミックスならでは。
体を内側から温めながら、ホルモンが整いやすい土台をつくってくれます。

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バイタミックスでホルモンバランスの変化に負けない体づくり

ホルモンを作るには、脂質やたんぱく質、ビタミン・ミネラルといった栄養素を消化・吸収しやすい形で摂ることがとても大切。
バイタミックスの2馬力という脅威のハイパワーと毎分最大27,000回転の攪拌力は、食材を分子レベルで乳化・粉砕し、栄養素が体に届きやすい状態にしてくれるから、「効かせたい栄養」がきちんと働いてくれます。
加齢とともに食が細くなり、消化力も低下しやすい更年期世代にこそ、しっかり食べてしっかり吸収できる飲む食事が必要。そのための最適な調理法が、バイタミックスなのです。

ホルモンの変化は、止められない。でも、それに振り回されるか、自分らしく軽やかに美しく年を重ねていくかは、日々の選択で変えられる。
もう年だからと諦めたくない。いつまでも輝いていたいし、大切な人と笑って過ごしたい。だからこそ、自分の体にしっかり向き合うことを選びました。内側から力をくれる、そんな日々の習慣に、私はバイタミックスを取り入れています。
「年齢に負けたくない」「自分を大切にしたい」と思っている皆様の参考になれば幸いです。

【豆知識】ホルモンをつくるために必要な栄養素の一部

良質な脂（オメガ3脂肪酸など）
ホルモンの材料になる脂質は、避けるものではなく選ぶもの。サバ・イワシ・アジなどの青魚や、アマニ油・えごま油で摂取。

ビタミンB群・ナイアシン
神経の働きを整え、気分の安定やエネルギー代謝に欠かせません。豚肉、卵、玄米、納豆、バナナなどがおすすめ。

ビタミンD
骨密度や筋力を保ち、気持ちの落ち込み予防にも効果的。鮭・しらす・卵・きのこ類（日光にあたると体内でも作られます）。

マグネシウム・カルシウム
自律神経をサポートして、イライラや睡眠の質にも関与。海藻、豆腐、小松菜、ごま、ナッツ類、干しえびなどから。

大豆イソフラボン（植物性エストロゲン）
女性にうれしい働きがあり、ゆらぎ世代の強い味方。納豆、豆腐、豆乳、おからなどの大豆製品に豊富です。