正直なところ、骨粗しょう症って高齢者の病気だと思っていました。でも最近知ったんです。20代や30代の女性でも、骨密度が下がって骨粗しょう症予備軍になる人が増えていることを。
私も学生の頃、健康に対する知識が乏しかったため、痩せたい一心でご飯を抜いたりしていた時期もありました。でも、あの時削っていたのは体重だけじゃなく、未来の骨や筋肉のための栄養でもあったんです。

骨粗しょう症になるとどうなるのでしょう？骨がスカスカになり、ちょっとつまずいただけで骨折してしまう。歩けなくなれば筋力は一気に衰え、フレイル（虚弱）や要介護のリスクに直結します。
人生100年時代、やっぱり最後まで自分の足で好きな場所に行きたい。そのためには骨の健康を若いうちから守っていくことが欠かせないのだと痛感しました。

骨のためといえばカルシウムを思い浮かべますが、それだけでは不十分。カルシウムをしっかり吸収するには、ビタミンDが必要です。
ビタミンDは本来、日光を浴びることで皮膚でつくられる栄養素。しかしながら、秋から冬は日照時間が短く、外に出る時間も減りがちで、どうしても不足しやすくなります。
じゃあどうやって補うか？そこで頼りになるのが食事からのビタミンD。魚や卵もありますが、私が注目しているのは「干し椎茸」です。

椎茸は日光を浴びて干されることで、ビタミンD量がぐんと増える優秀な食材。しかも香りや旨味も豊かで、料理に加えるだけで一段と美味しくしてくれるんです。
そして干し椎茸をもっと手軽に、美味しく取り入れるのに相性抜群なのがバイタミックス。乾物のままでも粉砕できるので、ビタミンDを含む椎茸の栄養を丸ごと活かしながら、スープやご飯にスッと溶け込ませることができます。

今回は、そんな干し椎茸を使った バイタミックスレシピ をご紹介します。

蓮根入りヘルシー中華粥

内臓が冷えやすい朝、「何か温かいものが欲しい」と思ったときに作るのがこの中華粥。ご飯は控えめでも、食物繊維が豊富な蓮根を加えることで食感があり、満足感があります。
食物繊維は腸内環境を整えてカルシウムの吸収を助ける働きが期待でき、干し椎茸と組み合わせることで、ビタミンDとカルシウムの相乗効果を高められるのも魅力です。干し椎茸の旨味がベースになるので余計な調味料は不要。
バイタミックスで攪拌すれば、栄養たっぷりの具材をとろりとしたお粥にまとめ、忙しい朝でも体をやさしく温めてくれます。

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蓮根入りヘルシー中華粥

仕事で疲れて帰った夜、「料理するのもしんどい…」というときに助けられているのがこのスープ。体を温めるネギと生姜に、干し椎茸のビタミンDを加えることで、骨の代謝もサポートする1杯になります。
さらに、豆乳で植物性タンパク質を補うことができ、骨の強さを支える栄養がぎゅっと詰まります。
バイタミックスで攪拌すれば、数分でなめらかでクリーミーなポタージュに。冷えや疲れが気になる夜にぴったりです。

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とうもろこしとトマトの炊き込みご飯

休日のお昼、ちょっと特別感を出したいときにぴったりの炊き込みご飯。とうもろこしの甘さとトマトの酸味に、干し椎茸と昆布を粉砕した自家製パウダーを加えるのがポイントです。
とうもろこしのビタミンB群は代謝を支え、発芽玄米のマグネシウムはカルシウムの働きを助けて、骨の細胞を守るサポート役に。まさに骨を支える栄養のチームプレイが味わえます。
通常なら戻したり煮出したりと手間のかかる乾物も、バイタミックスなら粉末にして炊飯器へ入れるだけ。炊きあがった瞬間に広がる香りに「今日はちょっと贅沢だな」と思える、栄養も気分も満たしてくれる1品です。

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未来の骨のためにバイタミックスで栄養を見直す

干し椎茸や昆布、鰹節のような硬い乾物は、包丁や家庭用ミキサーでは細かくしづらいのが正直なところ。けれどもバイタミックスなら問題ありません。
刃は頑丈で折れた事例がほとんどなく、1分間に最大27,000回転というスピードで、刻むのではなく“ハンマーで叩きつぶす”ように粉砕します。そのため、鰹節も数十秒でサラサラの粉末に。乾物に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル、そして干し椎茸のビタミンDをまるごと摂取できます。
さらに容器は飛行機の窓に使われるトライタン素材で作られており、耐久性も安心。実際、食材を粉砕することで表面積が何倍にも広がり、栄養素の溶け出しやすさ＝吸収率が向上すると言われています。

骨粗しょう症を防ぐには「どれだけ効率的にビタミンDやカルシウムを吸収できるか」がカギ。バイタミックスは栄養を分子レベルまで細かくするため、同じ食材でも摂取効率を高め、未来の「骨貯金」をサポートしてくれます。

若い頃に繰り返していた「食べないダイエット」は、体重は減っても未来の骨や筋肉にツケを残していたと気づきました。でも今なら、干し椎茸や野菜を活かした料理で、美味しさを楽しみながら栄養をチャージできます。
骨を守ることは、自分の人生を守ること。10年後も20年後も、自分の足で好きな場所に行けるように、今日の一皿を大切にしたい。そんな未来をつくる小さな積み重ねこそが、本当の「美容と健康」だと思っています。